<株式会社ニューロスペース>
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の産業現場での活かし方と国の健康睡眠施策トレンド

開催日時:2025年9月1日(月)13:00〜14:00


ボタン:詳細・お申込みこちら6

企業では年に一度、定期健康診断が実施されており睡眠に関する設問は『睡眠で十分な休養が取れていますか?』の1問です。

この睡眠休養感は何か?を皆様はご存知でしょうか?

睡眠休養感というのは、起きた時のすっきり感のことでRestorative Sleepともいわれ、主観の感覚ではありますが世界各国の医学研究でも利用されている私たちの健康状態を表す信頼できる指標であるとされています。
※睡眠休養感の欠如は様々な研究で肥満・糖尿病・高血圧・うつ病・死亡率に繋がるという可能性が示唆されている重要な指標になります。

厚生労働省では「全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」のビジョンのもと、健康日本21が作成され国民の健康増進のための指針が示されており、第3次から「睡眠時間が十分に確保できている者の増加」と「健康経営の推進」という項目も新たに追加されてそれぞれ目標として60%、10万社と定められております。前者は「個人の行動と健康状態の改善」で、後者は「社会環境の質の向上」というカテゴリーに分類されています。

また、2014年に健康づくりのための睡眠指針が作成されていましたが、それと同時期に実施された健康日本21(第二次)において休養分野の指標である「睡眠による休養を十分とれていない者の割合」(Non Restorative Sleep )は、ベースライン値 の18.4%(平成21 年)から15%(令和4年度)に低下させることを目標とされていましたが、 最終評価時は21.7%(平成30 年)と悪化した結果となりました。

これらの背景から、2024年2月に公開された健康づくりのための睡眠ガイド2023では「適正な睡眠時間の確保」と「睡眠休養感の向上」の増加がそれぞれ80%・60%に定められています。
この2つの目標を軸にして、本睡眠ガイドでは、成人版・交替制勤務版・高齢者版・女性版においてそれぞれ推奨事項がまとめられています。

特に衝撃的な研究結果の抜粋は以下になります。
・平日の睡眠時間が6時間未満の方が休日に寝溜めをすると死亡リスクが有意に高まる(成人版)
・日勤者に比べ、交代制勤務で働く従業員はメタボ・心血管系疾患・がん・うつ病・認知症の発症リスクが高くなる(交替制勤務版)
・高齢者は寝ていないのにベッドにいる時間が長すぎると死亡リスクが高まる(高齢者版)
・妊娠期の母親の睡眠不足や質の低下は、生まれてくる胎児の健康リスクに繋がる可能性がある(女性版)

今回の深堀り勉強会では、睡眠ガイド2023の成人版、交替制勤務版、高齢者版、そして女性の健康版を包括して、産業現場で働くビジネスパーソンを全て網羅した内容で解説をさせて頂きます。

皆様が所属する産業現場や企業での睡眠ガイドの活かし方、そして180社以上の現場で起きる睡眠課題に向き合ってきて得られた弊社の豊富な現場感をもとに、現実社会とのギャップや従業員に無理なく行動変容してもらい睡眠改善を実現する工夫についてお話をさせて頂きます。

【深堀り勉強会のアジェンダ】
・睡眠ガイド2023完全版(成人・交替制勤務・高齢者・女性)の産業現場での活かし方
・無理なく行動変容させて睡眠改善をする工夫

【登壇者】
 株式会社ニューロスペース 代表取締役社長 小林孝徳
 一般社団法人 睡眠ヘルスケア協議会 代表理事
 一般社団法人日本睡眠教育機構認定 上級睡眠健康指導士

【こんな方にオススメ】
・会社で従業員の健康施策を担当している人事部・健康保険組合または産業医や保健師の方
・従業員の健康のために睡眠の質問に疑問を感じているが、具体的にどのように変更したら良いかわからない方
・従業員のメンタル不調を早期発見して根本的な対策を打ちたい方
・従業員の睡眠改善でお悩みの方
・従業員の睡眠改善で生産性向上を実現したい方
・健康施策の取り組みで困っている方
・健康管理を担当している人事の方
・健康経営を推進する担当者の方 など

【お問合せ先】
株式会社ニューロスペース
セミナー運営事務局
連絡先:info@neurospace.jp

実施場所オンラインzoom
参加費無料
定員100名
申込方法詳細・お申込みはこちらをクリック